弁護士法人 Si-Law

西田ブログ

熊本地震3

熊本地震発生からもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。

まだ2ヶ月か・・・

と感じるほど色んなことを考えた日々でした。

 

地震発生後この2ヶ月間,八代市の実家に移り住み,事務所の大家さんの好意で使っていない事務所2階に移り住み,妻の就業先の方の好意でご自宅を間借りして移り住み,アパートが不足している状況で,熊大ロースクールの同期がアパートを見つけてくれて,ようやく家族みんなでアパートに住まうことができました。

また,地震後もスタッフは被災しながらも一生懸命仕事をしてくれています。

 

周りの人達みんなに支えられて生活できている

当たり前なのですが忘れがちな大切なことを実感できた日々でした。

感謝を忘れず周りの人達に対して出来る限りの恩返しをしていきたいと思っています。

 

熊本地震2

熊本地震発生から1ヶ月が経ちました。

あっという間の1カ月でした。

いろいろと深く深く考えさせられる1カ月でした。

 

私の益城町の自宅は,二度に渡る震度7の地震で,倒壊は免れたものの建て直しを余儀なくされる程の損傷を受けました。

自宅を失うこと

生活の本拠地とともに,そこで生活をした家族との思い出も消えてしまうような気がします。

 

被災者のために弁護士・司法書士として精一杯のことがしたい

熊本県弁護士会や熊本県司法書士会の弁護士や司法書士が一丸となって全力で被災者支援に取り組んでいます。

 

私ができることは限られています。

しかし,命ある限り周りの人たちのために命を使い続けたい

そんな決心をした1カ月でした。

熊本地震

ご存知のとおり,4月14日にマグニチュード6.4の地震がありました。

 

私は自宅が益城町なのですが,自宅で入浴後,子供を寝かしつけようとしていた矢先の地震でした。

震度7

激しい縦揺れ横揺れ,テレビや本棚が倒れる様を感じ,轟音そして妻と子供の悲鳴を聞きました。

 

倒壊はしなかったため家族みんな怪我はなかったのですが,

余震も激しかったので八代市の実家に避難しました。

 

4月16日

熊本市を震源地とするマグニチュード7.1の地震がありました。

4月14日の地震を上回る大きさの本震でした。

40キロ離れた八代市でも大きな揺れを感じました。

 

自宅のある益城町の被害状況は酷いものです。

本震後に益城町の自宅を見に行ったところ,

倒壊はしていませんでしたが瓦がほとんど落ちて基礎も割れていました。

本棚,食器棚,冷蔵庫,テレビなど全て倒れて,家財道具が散乱していました。

ぐちゃぐちゃの自宅を見て,子供は益城町の自宅が怖いと言って入ろうとしなくなりました。

電気水道のライフラインは届いていません。

両隣の木造家屋は倒壊していました。

 

4月17日

私は42歳の誕生日を迎えました。

車の中で42歳を迎えるとは夢にも思いませんでした。

全ての物事には意味があると思っています。

何を感じどう活かすべきか

この経験があったからこそ出来ることがあると考えています。

 

今回の震災で多くの方がお亡くなりになり,多くの方が被害に遭われています。

少しでも被災者の方々のお役に立つため,

熊本地震被災関連のご相談については,相談料無料とさせていただきます。

 

一日でも早く熊本の日常を取り戻すべく活動したいと思います。

 

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